このサイトにお越しいただきありがとうございます。シオノミチルです。
今回は、わたしが受けた重心調整法という自然治療についてお伝えしますね。
この治療法は東京都あきる野市にある「自然治療院」の私市悦朗院長が考案されました。
この治療法について、治療内容や受けるときの注意点などを紹介します!その前にまずはこちらから。
自然治療を受ける理由
それは副作用や後遺症が少ないからです。治療法によってはないものもあります。
治療に使うものがお水や食事、運動、芸術、スピリチュアルなど身近なものや聞いたことがあるものが多く、ゆっくり体をもとに戻していきます。(薬のような即効性期待できませんが)
そしてなにより先生方が話しやすい!(治療について質問しやすいし、リラックスできます)
保険診療だと待っている人がいたり、なんとなく医者に気を遣ってしまって聞きたいことも聞けなかったり…。最近はそうでもないですか?
科学的な客観性は必要?
「でも保険使えないし、科学的にどうなんだろう?」と考えてしまうかも知れません。でも、わたしたちは、体に良いもの悪いものを人から聞いたり経験したりして、ある程度は知っています。
そうした事柄の中からこれだ!と思えるものを見つけて突き詰めて研究し、治療法として確立してしまう人がいます。そして実際に成果をあげています。
客観性に乏しいのならば検証すればいいのかもしれません。しかしそんなことをする必要があるのでしょうか。(ちゃんと治っているのに)
科学的に証明して多くの人に来てもらって収益を上げたいからやったほうがいいのでしょうか。
残念ながら(?)それは難しいと思います。なぜなら薬や機械を使わず、「人」が自分の体を使って施術という形で治療しているからです。
薬について
薬を使うにしても、副作用はもちろんありますが、自然由来のものを使い、歴史や伝統で有効性がすでに裏付けされています。
現代医学の薬は化学物質なので、専門知識がないと「?」で、納得するまで聞くことはなかなかできません。しかも薬の副作用について医者は何も知りません。(薬剤師に聞いたほうがいいです。アメリカでは薬剤師のほうが強い)それなのに、
医者:「お薬だしときます」
↓
薬局で説明を聞いて受け取る(副作用を聞いて少し不安になる)
↓
「でもお金払っちゃったし、待ってる人いるし…」
↓
症状は軽くなるが副作用で苦しむ可能性が
↓
さらなる投薬がなされる可能性も…❕
ほんとうはコッチじゃない?!
医者から診察を受けて薬剤師から薬の説明も聞く
↓
薬の治療を選ぶかどうかを自分で決める
自然治療 ⇔ 保険診療
(薬を使わない人) (薬を使う人)
科学的であることは現代医学の宿命
現代医学がデータにこだわるのは、すでにお話したように対症療法しかできないからです。
現代医学の発想
薬で症状を抑える(初めは効くが、やがて効かなくなり副作用もでてくる)
↓
じゃあ、手術で悪いところを切り取っちゃおう!(人の体を傷つけることは犯罪なので,訴えられないために同意が必要となりま す。法は、同意しているから渋々 いいよ、と言ってるだけ)
↓
手術の結果、再発や新たな症状がでてくることも…
↓
そうだ、人から臓器をもらって移植しよう!→倫理的諸問題や体の拒絶反応など数々の抵抗を力づく(薬の力)で抑えるか、妥協してスルーしてしまう
↓
それじゃ臓器作っちゃえ!(動物やIPS細胞等での臓器の作成)→未知の領域…
という流れになります。
つまり薬や手術は危険な行為なので、どこまでいったらどうなるかということをハッキリさせなければいけないのです。(薬は毒で、医療器具は兵器や凶器になりうるくらい危険なもの)
また薬は大量生産で多くの人が体内に取り込みますから、やはりデータという客観性が安全のため必要になるのでしょう。
このように科学的であるとかないとか、客観性にこだわるのは現代医学が根治療法ができないことに起因します。
(根治療法を科学的に分析したり、検証することを否定するものではありません。)
不公平な医療制度
日本は1で保険料を納めることが義務化されています。
それなのに、症状を抑えることしかできない対症療法の現代医学は保険が使えて、根本的な治癒ができる自然治療はほとんど使えません。
健康保険が使えるから対症療法は安いけれど、治らないのでリピーターがじゃんじゃんきます。
しかも薬は大量生産で出せば出すほど儲かります。もちろん副作用も必ずあるので、それを抑えるためにさらに薬をだすことができます。
高齢の人や慢性疾患2の人は要注意です。年のせい、季節やウイルスのせいにして薬漬けにされます。
病人だらけになる社会を支える負の連鎖の社会保険制度
勤めている皆さんが受け取られている給与は自動的に保険料が引かれた後の金額ですよね。(これにより納付している感が薄くなります)もちろん自営業の人も払わなければ延滞料を課されてしまいます。
このように巧妙に負担感を薄くし、ペナルティつきの義務を課すことで病人再生産の社会を生み出す財源がしっかりと確保されています。
しかし、最近は社会保険料の負担が重くなり、意識することも多くなっていると思います。そのぶん「もとを取ってやろう」となってしまい、どう転んでも対症療法の病院に向かう仕組みになっているのです。
だからカラダの本来もっている力を高めて治す自然治療をあえて選ばないと、いつまでたっても病院と縁が切れなくなります。
そもそもカラダは自分で何とかできるようになっているので、何か特別なもの(高級品や希少な成分)が必要、なんてことはそんなにありませんよね。
それぞれにウン十億年の生命の叡智が生まれながらに与えられていますから。
脚注
- 1961年にスタートした制度。すべての国民が何らかの医療保険に加入しなければならないというもので、助け合いによって医療費を支え合うといった目的で作られた。
↩︎ - アトピーや喘息、高血圧、痛風など。免疫の異常や生活習慣などが原因とされる。
その他、遺伝によるものもある。 ↩︎
心 療 整 体 重 心 調 整 法
でも、どんな治療も多少の副作用や後遺症ってあるよね…と思ってしまいますよね。しかし、この治療法はそれがないのです。
これは、東京都あきる野市にある自然治療院の私市悦朗院長が合気道をもとに十年の歳月をかけて考案されました。
しかも先生によると、施術者の体にも良い影響があるという驚きの治療法です。
重心調整法の原点
私市先生は高校生の頃に交通事故にあい、ひどい後遺症に悩んでいたそうです。
病院では「もう治らない」と言われ、鍼や整体、ヨガ、瞑想などを試してついに心身統一合気道に出会います。
合気道の練習により自身の重心が正しい位置に戻ると症状は消え、もとのカラダに戻ったそうです。
この経験から「病院で治らない症状で苦しむ人を助ける治療家になりたい」との思いで今日に至ったとのことです。
私市先生のような治療家の先生方を紹介している本です。(先生は07番目に紹介されています)
根治療法を希望されている人は必見です。じつは身近にすごい治療家の先生がこんなにいらしたんですね!
※図書館に置いてある自治体もあります。
どうやって治るの?
体の重心を整えることで、体は本来もっている力を最高の状態で発揮できるようになります。これにより高められた自然治癒力によって治っていきます。
病といわれる多くの症状は、重心が狂ってしまうことによって起こるのだから正しい重心に戻してやればいい、という考え方です。
わたしたちは地球の重力のもとで生活しています。体は重力と拮抗してバランスを保って動きます。しかし、文明社会は、歴史的に農作業や現代のIT社会のような過酷な生活環境により、どうしても偏った姿勢になりがちです。
姿勢が崩れれば、バランスをとるために重心もズレていきます。そして病気になったり、原因がわからない不快な症状に苦しみ、悩むことにつながります。 (もちろん姿勢が崩れたとしても他でバランスをとって生きていく強さを生命は持っています)
重心調整法は体を全体として診るので、現代医学のように診療科を作って体を部分ごとに分けて考えたり、病名をつけることはありません。
診断や施術はすべて先生御自身が「手当て(手技)」で行います。長年の経験や勘で察知されるようで、自身の手からでる気によって病んでいるところがわかるそうです。
重心をもとに戻すには「気」を使うということもあり、この治療法で施術できるようになるには、十年以上かかるそうです。
一応、自然治療院の看板には「不眠、めまい、腰痛」などの症状が書いてあります。
しかし治療法の考え方や原理からすると、他の症状であっても重心を整えることでカラダが自然治癒力を発揮して良い効果をもたらすのではないでしょうか?
実際、他の症状で通院されていた方の検査で見つかった肺のガンが消えてしまったそうです。
わたしもステロイド離脱で10年以上お世話になっています。
現代医学が置き去りにしてきた自然治癒力に拠って立つ独自の心療整体重心調整法と実際に施術された症例の解説により、自然治癒力の神秘と私市先生の思想を知ることができる一冊です。
現代医学もひとつの考え方にすぎないことがわかります。
これからどんな医療を選ぶのか?それぞれの選択です。
施術を受けると どうなるの?
- 猫背が治る!
- 駅までの帰り道は体がとても軽く、階段の上りが楽!
- 立っていると両足に重さを感じることなく、若干浮いているような感覚になる
- 自律神経が整うことで体温が上がって汗もかけるようになり、よく眠れる!
- 便秘が解消し、長時間歩いても疲れない
- 白髪が根元から黒くなる
- 自然と正座がしたくなる
施術スタイル
- 敷布団にうつぶせになってマッサージのような施術をしてもらいます(初めて受けたときは慣れていなかったので、くすぐったくてゲラゲラ笑ってしまいました)
- 枕に敷くタオルを持参したほうがいいでしょう(忘れても治療院で貸してもらえます)
- 服装はズボンがベスト
整体となにが違うの?
- 力づくでボキボキやらない(痛みゼロ、15分くらいの施術です)
- 施術後も正しい姿勢が続く
- 物質であるカラダに捉われず(患者さんの心を重視!)、「人は大自然とつながっている」という思想のもと施術を行っています
受診した後に注意すること
- 施術を受けると、体の自然治癒力が高まることで、使ってきた薬の副作用がでてきます。これは整体の施術でも起こるもので、耐えきれずに薬に戻ってしまう人もいるそうです。(長期で薬を使ってきている慢性疾患の人は注意が必要です)
- 施術後帰宅すると眠くなったりします。わたしも体が良くなってくると眠くなることが多くなり、治療院から帰宅するとしばらく寝てしまうこともありました。(眠ることで体が早く治そうとしてくれたのかも) やるべきことがあるときは前もって済ませておいたほうがいいかもしれません。
自然治癒力が高まって起こること
私市先生によると、施術後には体が異物と判断したものが通常の2~3倍はでるとのことです。薬からの離脱の場合、離脱期間は短くなりますが、強いリバウンド(薬をやめることで体が元に戻ろうとする好転反応)に耐えなければならなくなります。
副作用(と医者が言っているもの)はつらいものですが、薬から離脱してもとのカラダに戻るためには避けることができない道です。早めに治療を切り替えることも必要ではないでしょうか。
私の場合はステロイド離脱のリバウンドの再来で3ヶ月近く通院できなくなりました。
さらに左足に変調をきたして一時的に歩けなくなりましたが一週間ほどでもとに戻りました。
施術を受けた翌日はリバウンドが酷くなるので大変でしたが、次第にそういったことはなくなっていきました。
自然治療の世界観を知る
保険診療に慣れてしまっていると、根治療法の世界は「!#X?」となるかもしれないので、こちらの「神(サムシング・グレート)と見えない世界」を紹介します。
新書で読みやすく、自然治療ってこういう世界の話なのね、と納得してもらえると思います。
医療や科学などの客観性を重視する世界でも、気や霊などの目に見えない世界が真剣にに扱われています。(下記のXのポストもご覧ください)
女優の樹木希林さんは読書家としても知られ、蔵書について問われると「百冊以上は、家に置かないの」と答えられたそうです(椎根和著『希林のコトダマ』より)。
そして最後に残った百冊でもっとも赤線が引かれていたのが『神(サムシング・グレート)と見えない世界』(矢作直樹・村上和雄・著)でした。 pic.twitter.com/yFf3dUZ4SF
— 祥伝社新書編集部 (@shoden_shinsho) June 15, 2020
まとめ
自然治療は自然由来で身近なものが多く、副作用や後遺症が少なく、根治が期待できる治療です。
しかし、これまで使ってきた薬の副作用などの症状がでることがありますのでご注意ください。現代医学とは異なる考え方の治療法ですが、根治を目指す人の選択肢の一つになりえます。
また、治療法の原理や根本的な考え方を知っているだけで自分の病気を主体的にとらえて医療を選ぶことができます。
わたしは、初めからこの治療を受診できていればもっと楽に治っただろうし、ステロイド離脱も短期間で済んだのにという思いです。
次回は…「権威について」 と「医者と薬を考えてみる」です。
まさに流れ作業で、クスリを使うのは当然ということだね…。(薬を断れない)